危ないアポ取りトーク(その1)

「危ないアポ取りトーク」 の話で恐縮です。


でもね、嫌な仕事ほど、みんなで楽しんでやらないと続かないでしょう?


楽しむためには、そして何よりも、できるだけ偉い人にアポイントを取るためには、

それなりの工夫が必要ですよね。


でも、私たちの場合は、結局は「リクルート」と言う社名・看板のおかげで、

アポを取り易かったと思いますので、その辺は大いに差し引いて考えないといけないと

思っております。

さて、今日の「危ないアポ取りトーク」の話を書かせていただきます。



これを発明したのは、中途入社のS君だったかな?


証券会社の営業でもまれていたので、おもしろい営業をやっていましたね。


今は独立して、損害保険の代理店をやっていると思います。



こんな感じのトークです。


S君:「いつもお世話になっております。リクルート人材新橋支店のSです。

   社長、お願いします。」


  *文字の大きさが声の大きさを現しています。


受付さん:「お世話になっております。済みませんが、御社名をもう一度お願いしますase。」


S君:「はい。リクルート人材新橋支店のSです。

   人材ののお話で、社長、お願いします。」


受付さん:「銀行の方ですねase。失礼しました。少々お待ちください。」


社長:「はい、はい。 どこの銀行さんですかはてな?」


S君:「はい。リクルート人材新橋支店のSです。

   人材ののお話です。」


社長:「なんだってはてな


S君:「はい。私どもは、人材、転職を考えている方々が何万人も

   登録されています。」


社長:「それでどうなんのはてな


S君:「はい。お申し込みいただければ、御社に


ピッタリの人材を目の前まで


お連れします。」


社長:「それで具体的にどうすればいいのはてな


S君:「はい。その辺の重要なご説明がありますので、

   今日の3時に伺います。」


社長:「ちょっと待ってase、 今日の3時は来客があって駄目だよ。」


S君:「それでは、4時に伺います。」


社長:「4時? うーん、ちょっと待たせるかもしれんよ。」



こんな感じで、アポイントが取れました。


銀行になりすまして、融資の話で社長に電話をつないでもらうとは、


金融業界出身者ならではのトークですね。


実際には、もっと過激でおもしろいのですが、ちょっと危な過ぎるので

この辺にしておきましょう。



受付さんは、電話をシャットアウトするのが仕事。


「銀行?」「融資?」とか言うと、 「これは社長につながないと怒られるかも?」

思っていただきつないでくれます。



世の中の社長は忙しく気が短い。


トークは単刀直入にインパクトある言葉で。


あとは、こちらが時間を決める。


「いつがご都合よろしいですか?」などと言っていると、永久にアポイントは取れない。



合掌。



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作者

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武谷広人
人材コンサルタント歴27年。 1984年リクルート入社後、現リクルートエージェントに出向・転籍。 その後、JACジャパン(現JACリクルートメント)社長就任。 マンパワー・ジャパンの紹介事業本部長を経て、2005年に独立開業。(株)プロフェッショナル・サーチの代表に就任、現在に至る。人材紹介業の表裏を知り尽くし、人材コンサルタントの転職アドバイザーをライフワークとする。